本と映画と

本と映画の感想とか

【映画】ジェーン・ドゥの解剖を観たよ【ホラー映画】

Netflixでジェーン・ドゥの解剖 という映画を見ました。イギリス映画なんですね。

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とある殺人現場の地下に埋まっていた遺体を解剖していくという話なんだけど、結構怖かった。

解剖シーンがあるのがグロイけど、解剖される女性が美人なのでそこまでグロさは感じなかったかもー👏

外の傷はないのに、体内の内臓に傷があるという不思議な遺体。その遺体を解剖していく中で不可解なことが起き…

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絶望映画系だったなぁ。

最近ホラー映画を見るようになったけど、この世にはたくさんの映画があって、すごいよね。

 

 

 

 

【本】到達不能極

第64回江戸川乱歩賞の作品。

斉藤詠一さんの 到達不能極。

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帯の煽り文句がすごい。

 

衝撃の 受賞作なし から一年。

こんな熱量を興奮を待っていた!賞始まって以来、最大スケールの冒険ロマン 爆誕

 

読む前からぐんぐんハードルが上がりますよね。絶対面白いんだろうなぁって。

でも、実際読んでみてとても面白かったのです。

 

舞台は二つ。

第二次世界大戦中と現代。しかも舞台は南極もきた。第二次世界大戦中にナチスの基地、到達不能極に向かう話。現代では、とある旅行会社で南極観光に向かうための飛行機での話と、南極観測隊の話。

 

普段、ミステリといってもホラーとか妖怪とか怪奇とかそっち寄りの話が多いのでこの物語に集中できるかドキドキでした。

 

ドキドキしながら読んでいて気づいたら世界観に放り出されていました。第二次世界大戦南極観測隊と南極観光飛行機と…滅茶滅茶濃い3つがうまく溶け合って読後も爽やか。

SF 冒険 恋愛 をぎゅっと詰めたような話しなせいか、読後は異様な満足感に浸れました。

 

江戸川乱歩賞の作品ってなかなか手を出しにくい印象でしてが、賞をとるにはそれなりに理由があって、プロが面白いと認めたないようなわけで面白くないわけがない(゚ω゚)!!

【映画】アナベル 死霊館の人形【ホラー】

アナベル 死霊館の人形 を観ました👏👏

死霊館のシスター死霊館に続き、死霊館シリーズは三作目になります(゚ω゚)

アナベル 死霊館の人形は、Netflixで観ました👏

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この アナベル っていう人形は実在する人形なんですね…。知らなかった…。

本来はもっと、可愛らしい人形だとか。

 

このアナベルが話したり人の首を絞めたりなんだりしないのに、そこにあるだけで本当に怖い。そもそも、人形って怖い。

 

ジョンとミアに訪れると恐怖はマジで怖くて、途中なんども、止めてしまいました 笑

ミアが一番な恐怖を感じたよね。すごい。

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アナベルは悪魔👿が取り付いていたってことですよね。うわー、こわい。

Netflixには死霊館のシリーズがまだあるから、それを次みようかなぁ。

【本】ばけもの好む中将 六 美しき獣たち【時代小説】

集英社文庫から出ている瀬川貴次さんの人気シリーズ、ばけもの好む中将。その六巻目にあたる 美しき獣たち を読みました。

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このシリーズは時代小説初心者でも気軽に読める本です。舞台は平安時代。タイトルにもなっている ばけもの好む中将 とは、左近衛中将宣能のことで、彼は三度の飯よりも怪奇が好きという平安時代では珍しいヒト。その中将と、十二人の姉を持つ右兵衛佐宗孝のふたりを中心としたおはなし。

 

主に宗孝が中将の怪奇に付き合いつつ色々起こるのがこの本の物語のなり方なのですが、今回はちょっと違いました。

 

宗孝には十二人の姉がいます。

その姉については前の巻まででもそれぞれに関わりを持ってきました。今回は、その姉の中でも一番ネガティブなんじゃないだろうかって思う、9番目の姉が出てくるお話でした。

 

9番目の姉は夫が他地方に仕事で行っており、最近では文も途絶えたというとても孤独な女性です。そんな彼女が起こす騒動が今後どうなって行くんだろうと読者にも全くわからない展開になりつつあります。

 

すでに七巻目も発売されているので続きを早く読みたいって思っています!

【本】下鴨アンティーク アリスの宝箱

集英社オレンジ文庫の人気シリーズである、『下鴨アンティーク』の完結後の番外編を読み終えた。

 

下鴨アンティークは、舞台は京都。

華族である野々宮家には不思議な着物などが持ち込まれる。着物一つ一つの想いに寄り添い不思議なことと真意に向き合う非常に面白いシリーズだ。

登場人物たちのはんなりとした京都版がとても心地よく読んでいて心から楽しめる作品。

本編は主人公の野々宮鹿乃が着物を巡り活躍をするのだが、本作、アリスの玉手箱は番外編なので鹿乃はあまり活躍しない。

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主人公が活躍しないからといって面白くないということは全くなくて、とても面白い。主人公のまわりの登場人物たちだけでも魅力的な人物が多いため自ずとサイドストーリーも面白くなるんだろうなぁ。

 

大好きだったシリーズ本の終わりをここ最近迎えることが多い。数年間かけて読んだシリーズは愛着もある。主人公たちが幸せになるのを嬉しく思いつつ、もう彼らの動向を知ることができないと思うとちょっと寂しい。

 

 

 

【本】鍵のかかった部屋〜5つの密室〜

新潮文庫NEX から出ている

鍵のかかった部屋〜5つの密室〜

を読みました。

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密室がある。糸を使って外から鍵を閉めたのだ。

というミステリの王道中の王道のトリックをそれぞれ必ず使用するという縛り。やっぱりプロの作家は違うよな。と思う、各自の素晴らしい作品たち。

 

似鳥鶏さんの このトリックの問題点

ミステリ研究会会長の部屋で密室盗難事件がありそれを解決するという内容。

ミス研って何やるのか想像つかないけど、この登場人物たちの会話は面白かった。

 

友井羊さんの 大叔母のこと

この物語の内容は、亡き大叔母の家に残された開かない部屋を開けようと奮闘するはなし。とても優しくて、でもどこか寂しくて。他の友井さんの作品に通じるような温かさのある内容だった。

 

彩瀬まるさんの 神秘の彼女

学生寮の部屋、目覚めると横に大仏がいるという驚きの始まり方。大学寮というテンション高めの空間で起きたことでとても笑いも出てきそう。この物語の中心は、密室に置かれた大仏ではなくて、大学生の淡い恋物語。なんとも意外な展開で非常に面白い作品だった。

 

芦沢央さんの 薄着の女

ホテルの一室で、女優の横で男が死んでいた。女優は駆け出しなのでスキャンダルを起こしたくない…その一身で密室を作り上げる。

2時間刑事ドラマをみてるような、そんなテンポの良さ。よみはじめて気づいたら読み終わっていた。

 

島田荘司さんの 世界にただひとりのサンタクロース

御手洗さんシリーズ。御手洗シリーズの話は読んだことなかったのでとても新鮮だった。以前、映画版で御手洗さんの話を観たけれど、上から目線のちゃっと嫌な言い方する探偵っていうイメージがあったけど、この御手洗さんはそんなことなかった。学生の御手洗さんだからなの??人気シリーズのスピンオフ作品なだけあって起承転結がはっきりしていてわかりやすくて面白かった。

 

総じて、捨て作品のない一冊の本でした。

他のトリックでも読んで観たいなぁも思ったり。

 

【映画】死霊館【ホラー映画】

死霊館のシスターをみたので、つぎは死霊館シリーズの一作目の死霊館を観ました。

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これもまた、とても面白かったです。

個人的には死霊館のシスターよりも怖かった。

 

エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が経験した最も邪悪で恐ろしい事例を元に作成した映画なんですね。

確かに邪悪で恐ろしかった。

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椅子に縛り付けてるのに椅子ごと浮いてしまうシーンとか、完璧に悪魔に取り憑かれてますね。驚いちゃう。

悪魔っていうよりも、魔女裁判にかけられた魔女の親戚が邪悪になってたんですね。

時計がいつもと同じ時刻で止まったり、子供を殺そうとしたりと大暴れ!

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この、外国版ポスター?とか映画見た後だと怖さが倍増するのも中々粋な感じ。

 

アナベルとかのシリーズも観ていこう!